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前職も介護施設で、100人ほどの入居者がいる大規模な施設でした。
法人内で転勤などもありましたが、トータルで11年8ヶ月勤めていました。
規模が大きい分、介助の業務がとても流れ作業のようになっていて、 排泄介助も入浴介助も「はい、次、はい、次」と、機械的に進めざるを得ない環境だったんです。
入居者さん一人ひとりとじっくり関わる時間はほとんどなくて、「このままでいいのかな」と違和感を抱くようになりました。
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一番大きかったのは、「もっと入居者さんとちゃんと関わりたい」という思いです。
花みずきは入所されている方が40名ほどと小規模な施設で、一人ひとりに目を向けたケアができるんじゃないかと思いました。
実際、見学をしたときに設備面も整っていて、入居者さんの残存機能を活かすような工夫がされているのも印象的でした。
ここなら、自分がやりたかった介護ができるかもしれないと感じて、転職を決めました。
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はい。たとえば排泄介助にしても、前の施設では職員側のペースで、「前から抱えて」「後ろの人がズボンを下ろして」「座らせて」…と、
残存機能を無視してどんどん処理するような方法でした。
でも、花みずきでは、人間生理学に基づいた介助方法を取り入れていて、ご本人の力を活かすことを大切にしています。
設備もその目的に沿ったものが備えられていて、一つひとつの動作に意味がある介護ができていると感じます。
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「幸せ作り計画」という取り組みがあるのが、すごく特徴的だと思います。
これは、通常のケアプランに加えて、「この人にとっての幸せって何だろう?」ということをみんなで考える会議があって、その意見をもとに実際に行動に移していくというものです。
たとえば、「ラーメンが食べたい」という希望が出た入居者さんに対して、すぐに外出するのではなく、まずは散歩から始めて外の空気に慣れてもらい、バリアフリーでないトイレでも排泄ができるように練習するなど、
“希望を叶えるプロセスそのもの”がケアになっているんです。
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はい。先ほどのラーメンを食べに行きたいという希望があった入居者さんに対して、段階的に外出の準備をして、最終的に中華料理店で食事をしていただけました。
その方は普段あまり感情を表に出されるタイプではなかったんですが、お店の雰囲気や料理を見て「この飾りすごいね」と笑顔で話されていて、スープも全部飲み干して、とても生き生きした表情をされていたのが印象的でした。
あの時の「やってよかった」という気持ちは、今でもすごく残っています。
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研修制度がしっかりしている点です。
前の施設では、介護技術についての研修はあまり受けられませんでしたが、
花みずきでは排泄介助や入浴介助など、具体的なやり方について何度も学ぶ機会があります。
最初は今までと全然違う方法だったので戸惑いましたが、月1回くらいのペースで内部研修があったり、外部の研修にも参加させてもらえます。
私は山口県で行われた入浴介助の研修にも行かせてもらいました。
「こんな風に希望すれば参加できるんだ」と、環境のありがたさを感じました。
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花みずきでは、介護技術をきちんと学びながら、 一人ひとりに丁寧に関わる介護が実践できます。
今の施設で「もっと寄り添いたいけど、忙しくてできない」と感じている方には、ぜひ一度見てみてほしいです。
入居者さんに喜んでもらえることを一緒に考え、行動に移せる職場だと思います。