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「高校生介護技術コンテスト」を見学してきました

  • info5705722
  • 5月28日
  • 読了時間: 2分

 5月24日に第8回広島県高校生介護技術コンテストが黒瀬高等学校で開催されました。今年は介護施設関係者も見学ができるとのことで、見学に行ってきました。

 この大会には、県内の高校から6校が出場し、各高校3人一組で介護実技を披露するコンテストです。そして、最優秀賞に選ばれた高校は、全国大会の出場権を得られるというもので、参加した選手生徒の皆さんは、緊張の中、みんな気合いが入ってキラキラしていました。

 こういう若い学生が真剣に介護を学ぶ機会があり、技術向上に向けて切磋琢磨できる場があるということを知り、人手不足が叫ばれる介護業界において、闇の中に一筋の光を見たような思いで、とても気分が高揚しました。

 しかし、もっと衝撃的な場面を見ることに・・・。


 今回のコンテストの課題はベッドから車椅子への移乗介助でしたが、どの高校もみんなお年寄りを前から抱え上げて持ち運んだり、座り直す時に後ろからお年寄りの脇に手を入れて引っ張ったりと、頑張って頑張って介護技術を披露されていました。

 そして、4組目の番になりました。世羅高等学校の選手たちです。

 彼らは、「お年寄り本人が少しでも自立した動きができるように」と工夫をして、前方にお年寄りが手をついて、介助者が後ろから介助を始めたのです💖

 「お~😲花みずきと同じだ~!!!!!

 人は立ち上がる時、必ず前かがみの姿勢を取ります。重たいお尻を上げようとすればするほど、頭を前方に下げる動作をします。そうして「生理的曲線」を描きながら立ち上がるのですが、介助者がお年寄りの前に立っていたのでは、お年寄りの自然な動きを邪魔してしまいます。

 花みずきでは、移乗動作の際、スムーズな体重移動、生理的動作を導き、お年寄りも職員も気持ちよく動ける介助を実践しています。より自然な動きを介助するので、介護をすればするほどお年寄りが「動きたい」と思い、活き活きとしていくのです。

 この理論を理解して介助法を工夫して、後方からの介助技術を披露した世羅高等学校の選手たちに、胸がワクワクしてしまいました。しかも、彼らはまだ高校3年生という若さ!!

 間違いなく、これからの介護業界を背負って立つ存在になるでしょう。

 「介護業界の未来は、まだまだ明るいぞ!」

 そう思わせてくれた一日でした。

 選手生徒、関係者の皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。

 花みずきは、「ユースエール認定企業」として、介護業界で活躍する若者を応援しています!!

 

 

 

 

 
 

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